不動産団体(保証協会)の違いをわかりやすく解説

不動産会社が営業を始める際、法律的な義務として保証金制度が関係してきます。
この制度には①自分で法務局に供託する方法と、②不動産団体(協会)に加入して代行する方法の2種類があり、 多くの会社は②の方式を選んで開業コストを大きく下げています。

不動産団体(協会)って何?

不動産団体(協会)は、宅建業者が営業保証金の代わりに弁済業務保証金分担金を納められる制度であり、
消費者が損害を被った際の保証・補償を円滑にする役割を担っています

🐦 全宅(ハトマーク)と 🐰 全日(ウサギマーク)の違い

不動産団体の代表的な2大協会はこちらです:

全宅(全国宅地建物取引業保証協会)

🔹 通称「ハトマーク」
🔹 会員数は約10万社と業界最大規模
🔹 各都道府県に支部があり、地域ごとのサポートが手厚いです
🔹 交流・研修が盛んで、人脈づくりや自己研鑽に強い特徴があります

会員数が多いことにより、安心感・ブランド力が強く、事業規模が大きい会社や地域密着型の営業に適しています。

全日(全日本不動産保証協会)

🔹 通称「うさぎマーク」
🔹 会員数は約3万5千社ほど
🔹比較的小規模ながらも、全国的に活動しており、コストや手続きの融通が利きやすいのが特徴です

中小企業や独立志向の会社など、すばやく軽快に事業を進めたい方に向いた選択肢といえます。

全宅と全日の比較

比較項目全宅(ハト)全日(ウサギ)
会員数約10万社約3万5千社
初期コストやや高め傾向やや低め傾向
研修・交流多い少なめ
地域支部対応充実標準
ブランド力高い中程度

※ 実際の費用・手続きは都道府県で異なるため、必ず最新情報をご確認ください。

どちらに加入すべき?

結論としては 「お客様(会社)の目的次第」 です。
どちらか一方が圧倒的に優れているわけではなく、
🔹 開業地域
🔹 事業規模
🔹 サポートニーズ
🔹人脈づくりの重要度

などによって、最適な選択が変わります。弊所ではご相談内容に応じて最適な協会をご提案することも可能です。

加入のメリット

🔹 初期の供託金負担が大幅に軽減できる
🔹 消費者保護の仕組みが整う
🔹 取引トラブルの際の窓口や補償が提供される
🔹 研修・サポート制度が利用できる

このように、不動産団体(協会)への加入は、営業の安全性と信頼性を高める重要なステップです。

まとめ

不動産の開業・運営において、全宅(ハト)と全日(ウサギ)の2つの不動産団体(協会)にはそれぞれ特徴があり、サービス内容や費用・サポート体制が異なります。
どちらを選ぶかは会社の方針や営業スタイルによって異なりますが、まずは違いを知ることで失敗しない選択ができます。

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